奨学金を借りた病院とは違う病院へ就職したい!
看護師6年目です。大学病院付属の学校を卒業しましたが、その大学病院には就職せず他の病院に就職しました。
奨学金制度を利用して学校へ通う
病院が貸してくれる奨学金を利用しました。3年働けば返済免除、というよくあるタイプです。
返済は一括返済
結局、訳あってその大学病院に就職しなかったので一括返済となりました。その病院に週就職して3年間働けば問題なかったのですが・・・学生の間に、自分が看護師として働きたい病院を見つけ、どうしても希望する病院に就職したかったのです。お金は親や祖父母に借りました。働き始めてから、現金だったり欲しいものを買ってあげたりと、さまざまな方法で返しているところです。
返済時のトラブルや辛い体験
借り始めたときは、違う病院に就職するなんて全く考えていなかったので、返済することになったときは親に大変申し訳なく思いました。
奨学金利用のメリットは?
学費のせいで経済的困窮、ということがなく済むことだと思います。
奨学金利用のデメリットは?
3年働けば免除というお礼奉公タイプは、必ずその病院に就職しなければならないことだと思います。3年間働ければよいですが、就職したら何があるかわかりません。1年ともたずに辞めていく人も多いです。返済期間の3年を区切りとして考えている人が多いので、3年経ったら辞めていくという人も多いです。
奨学金を利用する学生へアドバイス
病院から奨学金を借りるなら、本当にそこに就職するのか?そこでやりたいことができるか?決められた期間働き続けることができるか?よく考えたほうがいいと思います。働き始めたら、本当に何があるかわかりません。思っていたのと違う、やりたいことがやれない・・・等々のギャップが生じ、さらに日々の業務に追われて疲れてしまいます。本当に将来のことを考えるのであれば、就職後まで見据えた奨学金選びをしてほしいと思います。看護師募集・確保はどの病院でも急務となっていますし、奨学金を利用して新卒確保しているような病院もあるのではないでしょうか。看護師という職業は親孝行できる職業だと思いますが、借りたはいいが返せなくなり結局親に借りる、なんて本当に後悔が残ります。